しまなみ海道は、125ccを境に別の道になります

尾道から今治までの西瀬戸自動車道は、全長およそ60kmの自動車専用道路です。125cc以下は本線に入れません。橋の区間には原付道が併設されていて、原付一種と二種はそちらを走ります。

原付道の料金は橋ごとの現金払いで、1橋50円から200円、尾道から今治まで通しで500円です。料金箱に入れる方式なので小銭が要ります。50円券10枚つづりの原付チケットが500円で売られていて、JR尾道駅の観光案内所や各料金所で買えます。自転車の無料キャンペーンは、原付には適用されません。

尾道側の入口には注意してください。新尾道大橋には原付道がなく、向島ICからも原付は進入できません。並んで架かる尾道大橋は道幅が狭く交通量も多いため、本四高速自身が渡船を勧めています。

風の規制も二輪だけ別です。海峡部では、四輪が速度規制で走れる状況でも二輪車だけ通行止めになります。目安はおおむね風速15m/s。本四高速のサイトには二輪車専用の通行止めページがあるので、出発前にそこを見てください。掲載しているツーリング先は尾道市に6件と、県内でいちばん集まっています。

中国やまなみ街道には、ガソリンスタンドがありません

尾道から三次を経て松江まで137km、中国横断自動車道尾道松江線、愛称を中国やまなみ街道といいます。尾道北ICから三刀屋木次ICまでは無料で走れます。

問題は補給です。尾道JCTから三刀屋木次ICまでの区間には、サービスエリアもガソリンスタンドもありません。広島県も松江市も、公式に注意を出しています。航続距離の短い車体なら、乗る前に満タンにしてください。

代わりになるのがIC脇の道の駅です。尾道北ICのクロスロードみつぎ、世羅ICの道の駅世羅、高野ICの道の駅たかのが、SA・PAの役割を果たしています。

道は暫定2車線の対面通行が基本で、ところどころに追越車線が付きます。自動車専用道路なので、こちらも125cc以下は通れません。掲載先は庄原市に2件、三次市と三原市に1件ずつ。この道を軸に組めるエリアです。

走る季節:県北では、瀬戸内の感覚が通じません

広島を温暖な瀬戸内の県だと思っていると、県北で足をすくわれます。広島県北部は、国が指定する豪雪地帯です。

2026年2月8日には、庄原市高野で積雪87cm、北広島町八幡で63cmを観測しました。同じ日に山陽自動車道と中国自動車道が通行止めになり、広島市の中心部でも大雪になっています。瀬戸内側を走る行程でも、高速が使えなくなる日があるということです。

確認先は「ひろしま道路ナビ」です。県が管理する道の積雪深、路面温度、ライブカメラが見られます。冬期道路情報の提供は12月1日から3月31日まで。冬期閉鎖区間と当日の規制も、同じサイトからたどれます。

標高差も効きます。瀬戸内側は海抜ゼロから始まり、県北の高原とは数百メートルの差があります。同じ日でも、南と北で気温は別物になります。

県西部は、戸河内ICと、とびしま海道

山側の起点になるのは、中国自動車道の戸河内ICです。三段峡と温井ダムの最寄りICで、IC脇に道の駅来夢とごうちがあります。三段峡へは国道191号を北へ上がり、県道249号へ。ICから20分から25分ほどの距離です。

海側では、呉市から安芸灘とびしま海道が七つの島へ伸びています。入口の安芸灘大橋が有料で、往復とも効いてきます。

ただし呉市に助成制度があります。安芸灘大橋を現金で通行して領収書を受け取り、エリア内の指定施設で合計1,000円以上使うと、交付施設で帰りの回数通行券と交換できます。125cc超の二輪車も対象です。

交換は交付施設でしかできません。料金所でレシートを見せても通れないと、呉市が繰り返し案内しています。島で昼食をとるなら、先に受け取り方を頭に入れておいてください。

広島県の掲載ツーリング先

Japan Bike Cafeに掲載している広島県のツーリング先です。駐車場とアクセス路の路面、ライダー向けのコメントは、ディレクトリの検索結果でご覧いただけます。

広島市安佐北区1

三原市1

三次市1

山県郡安芸太田町1

庄原市2

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