バイクライフに
役立つ情報
ツーリングルート、立ち寄りカフェ、装備選び、メンテナンス。走りも所有も、バイクライフをもっと楽しむための情報をお届けします。
バイクブーツのCE規格|EN 13634の4つの数字の読み方
日本では「ライディングブーツ」と名乗るのに試験はいりません。CE規格EN 13634の4つの数字は、高さ・摩耗・切創・つぶれにくさ。私のレーシングブーツは、摩耗がレベル1でした。ヘルメットの次にブーツを置く理由まで。
バイクウェアのCE規格|AAA・AA・Aとレベル1・2
日本には、バイクウェアの安全基準がありません。CEのプロテクターの試験は5kgを約1mから落とす50Jで、時速30kmの体のエネルギーはその約52倍。AAA・AA・Aの違いは摩耗試験の速さで、等級はメーカーが申請した最低ラインです。私の季節ごとの装備まで。
バイクのマグネットドレンボルトに効果はある?|「意味ない」の中身と、取り付けの注意
磁石が集めるのは鉄と鋼だけで、アルミや青銅にはほとんど効きません。摩耗が減るという公開試験は見つかりませんでした。航空機では、磁石付きのプラグは異常を早く見つけるために使われています。ワッシャーとトルクの注意と、私が見てきた鉄粉の話まで。
バイクのオイルフィルター交換は2回に1回?|メーカーの指定と、互換品の選び方
「2回に1回」の出どころは、ホンダの日本の整備表でした。オイル10,000kmに対してフィルター20,000km。ヤマハのMT-07とスズキは3回に1回、トライアンフは毎回です。バイパス弁の圧力は公開されておらず、互換品の「適合」はねじと寸法の話。車用フィルターを付けた私の話まで。
バイクオイルの化学合成油と鉱物油の違い|「100%化学合成」の中身
化学合成油と鉱物油のちがいは、思っているほどはっきりしていません。原油から作るグループⅢも「化学合成油」と表示され、日本には表示の決まりが見つかりませんでした。320製品のうち104製品は「合成」とだけ書いています。「部分合成」の割合、PAOとエステルの長所と短所まで。
バイクオイルの10W-40の意味|粘度の見方と選び方
10W-40のWは冬の略で、10Wは−25℃での上限、40は100℃の粘りの枠。Wの数字は測る温度がちがい、冷えたオイルは温まったオイルの数百倍粘ります。取扱説明書が粘度を1つに決めていない理由と、冬に5W-40を入れていた私の理由まで。
バイクオイルのHTHSとは|3.5の意味と、せん断で落ちる粘り
HTHSは150℃で強く揉まれたときの粘りで、「3.5」はSAEの10W-40の下限。データシートの値は新しいオイルの値で、JASOのせん断試験は試験後にHTHSを見ていません。同じ10W-40でHTHSが4.5と3.6、バイクで約200kmで粘度グレードを下回った研究まで。
バイクのオイル交換時期は何キロ?半年?|メーカーの指定と、その根拠
ホンダ・ヤマハ・スズキの交換時期は3,000・6,000・10,000kmで、どれも「または1年」。ヤマハは「走行しなくてもオイルは劣化する」と書いています。短距離と寒い時期に早める理由、色で判断できない理由、バイクのオイルが約200kmで粘度グレードを下回った研究まで。
バイクに車のエンジンオイルを入れるとどうなる?|摩擦調整剤と湿式クラッチ
車用オイルをバイクに入れると、何が起きるのか。JASOが外しているのは省燃費表示のある油で、車用すべてではありません。0W-20はHTHSの下限が2.6でJASOの2.9に届かず、リンは車用が0.08以下、バイク用が0.08以上。乾式クラッチの機種の話まで。
バイクオイルのJASO MA・MA2・MBの違い|MA2は上位規格ではない
MA2はMAの上位ではなく、MAの中でクラッチの摩擦が高い側の区分です。届出リスト2,694件のうちMA2は1,800件、MA1は0件。ホンダは日本の純正オイルをMAかMBで届け出ています。保証しているのは協議会ではなく、届出者です。
バイク用ヘルメットのPSCマークはどこ?ないと違反?
PSCマークは法令上「内面又は外面の見やすい箇所」。SG付きなら外側のラベルに併記されています。道路交通法施行規則の7項目にマークの名前はなく、本当に困るのは手放すとき。メルカリにも出品できません。
バイクのヘルメットを落とした。まだ使える?|メーカーごとの線引き
シートから落としたヘルメットは、まだ使えるのか。アライは中身が空で1m以下なら大きな影響はないとし、英国SHARPはシートから舗装路なら交換を勧めます。被って打ったなら、答えは一つです。
バイクのヘルメットの寿命は3年?|「3年」と「5年」の根拠
日本は3年、海外は5年。3年はSGマークの救済制度の期限で、数え始めは購入日。メーカーの多くは、買い替えの目安を着用開始日から数えています。寿命そのものを測ったデータは、ほとんど公開されていませんでした。
規格を満たしている。それだけでは、何も分からない|バイク用オイル300製品超の比較表
国内で買えるバイク用4ストロークオイル300製品超を、メーカーが公開している数値だけで1つの表にまとめました。HTHS・NOACK・粘度・JASOで絞り込めます。数値を出していない製品も、空欄のまま載せています。
ヘルメットの手入れ|傷めない拭き方・内装の洗い方と、洗う回数の減らし方
傷の主因は、洗剤ではなく砂です。シールドと内装の洗い方、帽体の拭き方と乾かし方。そして「アルコールはだめ」はラベルと合いません——専用クリーナーがアルコール20%、市販のウォッシャー液が9〜11%でした。
バイクの耳栓は違法か、危険か|100dBの風切り音と難聴のはなし
走行中の耳栓は違法なのか。条文と警察庁の通達を読みます。100km/hのヘルメット内は約100dB、その音は低周波。帯域別の遮音値を公開している4製品を、実測値で比べました。
ナックルガードだけでは、手は守れない|バイクグローブの選び方
「バイク用」と書いてあるだけでは、どこまで守れるかは分かりません。手のどこがどう壊れるかから逆算する選び方。実測362製品のうち170製品が縫製で10点中1点でした。
同じブランド、同じモデル名。それでも、別のヘルメットです|並行輸入と海外通販
同じブランド・同じモデル名のヘルメットでも、市場が違えば認証も中身も違います。名前ではなく認証ラベルを見る理由と、並行輸入で失うものを、メーカー自身の記載から。
ヘルメットの安全規格、思っている意味とは限らない|PSC・SG・ECE・SNELL全比較
ヘルメット選びの情報の多くは、軽さや装備を扱います。この記事が扱うのは見えない部分——PSCは誰が試験したのか、SG・JIS・ECE・SNELL・SHARPは何を保証しないのか。
バイクで行けるか、停められるか|地図に載らない2つの路面で選ぶ
評価も写真も営業時間も、地図にはあります。ないのは、その道が未舗装かどうかと、停める面が軟らかいかどうか。2つのバッジの読み方をまとめました。
Japan Bike Cafeとは
グーグルマップで「カフェ」を検索しても、バイクで行けるかどうかはわからない。駐車場はあるか、最後の道は舗装されているか、バイク乗りとして本当に知りたい情報は、どこにも載っていない。
Japan Bike Cafeは、ライダーがライダーのために作った、ツーリング先専門のディレクトリです。探しているのは、「バイクで行く目的地として良いかどうか」。その一点で選んでいます。掲載するすべてのツーリング先に、駐車場の路面情報、最終アクセス路の状況、そしてライダー目線のリアルなコメントを掲載。気になるツーリング先を見つけたら、ワンタップでGoogle マップのナビを起動して出発するだけ。
運営者について
はじめまして。ラジャです。名古屋在住、日本に住んで10年近くになります。
今は2008年式のトライアンフ・スピードトリプル1050に乗っています。その前はホンダのVTR1000F。走行13万km、不動車で買ってきて、自分でレストアしました。前職が板金塗装だったので、そこはどうしても自分の手でやりたかった。最終的に15万5000kmまで走らせました。
バイクに乗り始めたのは大学生のときです。卒業後は何か国か移り住んで、その間はバイクのない生活でした。日本に来てからもしばらく免許がなく、2021年に取り直して、そこから復帰しています。
いまは通勤で毎日使っています。走行距離の大半はそれです。去年までは雨の日も乗っていました。
好きなのは九州の道です。阿蘇まわりのワインディングは、地形と気候と景色の組み合わせが、ほかではなかなか味わえないと思っています。
このサイトを作った理由
ツーリング先を決めるのが、毎回めんどうでした。
「ライダーズカフェ」を紹介しているサイトはたくさんあります。ただ、その中には街なかの店も混じっています。どの方向から行っても信号待ちばかり、という場所です。
地図を見れば、そこまでの道の様子はわかります。候補を絞るところまでは、地図でできます。わからないのは、その先です。駐車場はあるのか。あるとして、どのくらいの広さか。舗装なのか砂利なのか。平らなのか、傾いているのか。最後の進入路は舗装されているのか、急な坂ではないのか。
結局、一軒ずつ調べることになります。ストリートビューを見て、写っていなければ写真を漁って、レビューを読んで、ブログやSNSまで遡る。それを候補の数だけ繰り返す。
自分が使いたい道具がなかったので、作りました。
なぜ路面なのか
バイクを倒したくないからです。
駐車場で押して歩いているときに、小さな段差を越えそこねて倒したことがあります。傾いた場所に停めて、スタンドから外れていくバイクも見ました。急な進入路でバランスを崩したライダーも見ました。
どれも、行く前に知っていれば身構えられたことです。停める面が砂利なのか、最後の道が舗装されているのか。わかっているだけで、構え方が変わります。
Japan Bike Cafeは、私ひとりで運営しています。掲載先を選ぶのも、路面を調べるのも、記事を書くのも、全部です。
掲載しているツーリング先は、すべてを自分で訪れたわけではありません。ただ、どこも自分が走りに行きたいと思った場所です。行きたいと思わない場所は、載せていません。
公式サイト、地図、実際に行った人のブログやレビューを複数つき合わせて、確認できたことだけを書いています。裏が取れなかったことは、書きません。間違いを見つけたら、教えてください。
さあ、次の目的地を見つけよう。