奥多摩周遊道路は、夜間は二輪も四輪もゲートで止められます

奥多摩周遊道路は都道206号の一部です。奥多摩湖側の三頭橋から檜原村数馬の九頭龍橋まで、19.7kmあります。1973年に都内初の有料道路として開通し、1990年4月から無料になりました。途中の風張峠は標高1,146mで、都内の道路の最高地点です。

この道は通れる時間が決まっています。東京都建設局によれば、川野から都民の森までは4月から9月が8時から19時。10月から3月は9時から18時です。都民の森から九頭龍橋までは、通年で5時から21時。時間外は旧川野料金所と都民の森のゲートが閉じ、排気量に関係なく入れません。

連続雨量が140mmを超えたときと、積雪時も通行止めになります。雪の通行止めは長引くことがあり、2025年に全線の規制が解けたのは3月6日でした。冬から春先に組むなら、建設局の通行止め情報を出発前に確認してください。

急カーブが続く道で、事故の多い地点には滑り止め舗装とガードケーブルが入っています。建設局は、日没が早く濃霧も多い山岳道路だと案内しています。2009年12月から2011年3月までは、二輪車の片側通行止めが実施されていました。下り坂での二輪事故が理由で、区間は山のふるさと村入口から都民の森までの約12.6kmです。現在は解除されていて、二輪だけを対象にした規制はありません。

檜原街道(都道33号・206号)の沿道に、掲載11件のうち8件があります

檜原街道は、あきる野市五日市の東町交差点から秋川に沿って檜原村数馬まで続く、約25kmの道です。橘橋交差点では、北秋川沿いの都道205号が分かれます。上川乗交差点からは、都道33号が山梨県上野原市へ向かいます。数馬で奥多摩周遊道路につながります。

檜原村の8件は、この道とその枝道に散っています。払沢の滝入口に1件、北秋川側に2件、南秋川側の人里に2件と南郷に2件です。残る1件は奥多摩周遊道路の月夜見第二駐車場で、奥多摩町との境にあります。

上川乗から都道33号を南へ進むと、甲武トンネルで笹尾根を抜けて上野原市の棡原に出ます。トンネルの長さは954mです。山梨県側はトンネルまでのおよそ5kmが、1.5車線の急な坂になります。中央道の上野原ICへ抜けるなら、この区間の狭さを見込んでおいてください。

檜原街道も雨に弱い道です。建設局は、都道33号の戸倉から都県境までを連続雨量140mmで通行止めにする区間としています。都道206号の上川乗から数馬まで、都道205号の本宿から藤原までも同じです。2025年3月18日には上川乗で斜面が崩れました。車両の通行止めが解けたのは4月12日で、全車両が片側交互通行で通れるようになったのは4月21日です。

日原街道(都道204号)は、すれ違える場所の少ない道です

奥多摩町の3件は、どれも青梅街道(国道411号)から入る場所にあります。小河内ダム脇の奥多摩湖畔に1件、日原街道の入口に近い日原に1件。もう1件は、海沢の集落を抜けた先です。

日原街道は奥多摩駅の先で青梅街道から分かれ、日原鍾乳洞へ向かう道です。走った人の記録では、すれ違える場所が少なく、見通しの悪いカーブが続きます。鍾乳洞の手前には、待避所のない狭い区間もあります。紅葉の時期や休日は、駐車場の前で車が詰まります。

鍾乳洞の駐車場は標高620mで、30台ほどです。その先の日原林道は、一般車両が通行できません。行き止まりの道なので、帰りも同じ道を戻ることになります。

青梅街道は、奥多摩町小丹波から都県境までの17.7kmが連続雨量140mmで通行止めになる区間です。日原街道も、奥多摩町氷川から日原までの10.0kmが同じ扱いになっています。

圏央道と中央道は、125cc以下が入れません

奥多摩と檜原への高速の出口は、圏央道の青梅IC・日の出IC・あきる野IC、中央道の八王子ICや上野原ICです。NEXCO中日本は、高速自動車国道と自動車専用道路を125cc以下の自動二輪車と原付は通行できないと案内しています。無料の区間でも同じです。

125cc以下で向かう場合は、一般道でつなぎます。奥多摩町へは青梅街道(国道411号)、檜原村へは五日市の東町交差点から檜原街道が入口です。奥多摩周遊道路、檜原街道、日原街道には、排気量で入れなくなる規制はありません。

日本二輪車普及安全協会の二輪車通行規制区間情報も確認しておきます。都内の規制の多くは23区のアンダーパスや臨港道路で、原付を対象にしたものです。多摩地域では、瑞穂町の国道16号の一部が終日原付通行止めです。東大和市の多摩湖外周道路と多摩湖通りの一部は、排気量を問わず二輪が通れません。多摩湖の周りを通る道を選ぶときは、この一帯に気をつけてください。

奥多摩湖畔の小河内は、冬日が年に80日を超えます

アメダス小河内は、奥多摩湖畔の標高530mにある観測点です。平年値は年平均気温12.3℃、冬日82.9日、猛暑日0.6日。1月の平均気温は1.5℃です。

1984年2月8日には-11.6℃を記録していて、都内のアメダスの観測史上もっとも低い値です。奥多摩周遊道路の風張峠は、この観測点よりさらに600mほど高い位置にあります。

建設局は路面凍結のおそれがあるとき、融雪剤をまいて対応しています。それでも日の当たらないカーブや橋の上は、朝のうちは凍っていることがあります。冬に走るなら、日が高くなってから山に入る組み立てが安全です。

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