カルストロードは、平日に走ってください

美祢市の秋吉台を南北に貫く山口県道242号、通称カルストロードです。総延長は約13km。もとは1970年に開通した有料道路で、1990年に無料開放されました。

石灰岩が羊の群れのように点在する草原の中を、道が1本抜けていきます。標高のわりに視界がどこまでも開けていて、山の中を走っている感じがしません。長いワインディングも挟まります。

問題は人出です。山口県が観光の看板にしている場所なので、休日と連休は観光客が集中し、渋滞することがあります。一方で平日は交通量が少ないという声が多い。走りに来るなら、まず平日を検討してください。

掲載しているツーリング先は、この美祢市周辺に5件かたまっています。カルストロードを軸に、食事と休憩を組みやすいエリアです。

角島大橋と、北浦の海沿い

下関市の北西、日本海に浮かぶ角島へは、2000年に開通した角島大橋で渡ります。通行料はかかりません。橋そのものが目的地になっている道です。

そこから東へ、長門、萩へと続く北浦の海岸線が県北の走りどころです。長門市の元乃隅神社は、赤い鳥居が斜面に連なる場所で、海側から鳥居をくぐって上がっていきます。駐輪スペースは用意されていますが、混む時期は入るまでに待ちます。

萩まで来ると、道は城下町の中に入ります。掲載しているツーリング先も萩市に3件あります。

海沿いは風の当たり方が素直です。天気が崩れる日は、内陸の秋吉台へ振るか、瀬戸内側へ抜けるか、早めに判断したほうが1日が壊れません。

走る季節:山陽道でも、雪で止まります

山口を瀬戸内の温暖な県だと思っていると、冬に足をすくわれます。止まるのは山側の中国自動車道だけではありません。

2026年1月には大雪で山陽自動車道が通行止めになり、解除まで最大で16時間あまりかかりました。広島県から山口県にかけて上り線が一時23kmの渋滞になり、立ち往生も相次いでいます。同じ冬の2月にも、山陽道の福山西インターから岩国インター、中国道の山口インターから小月インターが、通行止めの可能性がある区間として挙げられました。

つまり冬の山口では、瀬戸内側を走っていても高速が使えなくなる日があります。県境をまたぐ行程を冬に組むなら、代替ルートを先に持っておいてください。

確認先は決まっています。国土交通省中国地方整備局の「中国地方冬みち情報」から、山口河川国道事務所とライブカメラ、山口県の道路情報にたどれます。出発前にここを1回見るだけで、判断がだいぶ変わります。

関門トンネルは50cc以下、関門橋は125cc以下が通れません

九州へ渡る道は3本あり、どれに乗れるかは排気量で決まります。

国道2号の関門トンネルは1958年に開通した海底トンネルで、有料、24時間通行できます。ここは50cc以下の原付が通れません。51cc以上の二輪は通行できます。ETCには対応していないので、現金を用意してください。

関門橋は高速道路なので、125cc以下は通行できません。関門人道トンネルは押し歩きに限って歩行者、自転車、50cc以下の原付が通れる道で、51cc以上のバイクは入れません。原付一種で九州へ渡るなら、実質この人道トンネルを押していくことになります。

県内の高速は2本です。瀬戸内側を山陽自動車道、内陸を中国自動車道が走っていて、片方が雪で止まればもう片方が迂回路になります。掲載しているツーリング先は山口市、美祢市、防府市、萩市を中心に、県内へ広く散っています。

山口県の掲載ツーリング先

Japan Bike Cafeに掲載している山口県のツーリング先です。駐車場とアクセス路の路面、ライダー向けのコメントは、ディレクトリの検索結果でご覧いただけます。

宇部市1

下関市2

岩国市2

周南市2

美祢市5

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