走る季節:開いている期間が、道ごとに違います
群馬県の道路管理課は、県が管理する道路の冬期閉鎖を毎年まとめて公表しています。令和7年度は16区間ありました。
閉鎖が始まる日は11月5日から1月5日までばらついています。解除も3月19日から5月22日まで幅があります。県内で一律の「冬季」があるわけではありません。
国道120号の金精道路は12月25日から4月24日まで。国道405号の野反湖へ向かう区間は11月26日から4月22日まで。県道63号の水上片品線は11月5日から翌5月22日まで、約6か月半が閉鎖でした。
解除の予定日時は積雪しだいで前後すると県が注記しています。閉鎖期間の前でも、安全が確保できなければ止めるとも書かれています。標高の高いところでは10月から雪の可能性がある、というのも県の書き方です。
国道最高地点は、雪だけでなく火山でも閉まります
国道292号の志賀草津道路には、標高2,172mの日本国道最高地点があります。冬期閉鎖は天狗山ゲートから県境の渋峠までの17.9kmです。令和7年度は11月12日から4月22日まででした。
この道には、雪と関係のない止まり方がもうひとつあります。草津白根山の噴火警戒レベルが2に上がると、殺生ゲートから万座三差路までの約8.5kmが通行止めになります。
直近の規制は2025年8月4日に始まりました。レベルが1に下がったのが2026年5月15日、全面解除は5月29日です。10か月近く、草津から渋峠へ直接は抜けられませんでした。
迂回路は有料の万座ハイウェーですが、125cc以下は通行できません。小排気量で向かうなら、規制中は長野県側の志賀高原から回ることになります。レベルが3なら、渋峠ゲートから殺生ゲートまでが規制対象です。
赤城と榛名は、閉まる道と開く道が分かれます
赤城山では、大沼へ通じる県道のうち2本が冬期閉鎖されます。県道16号の大胡赤城線が12月16日から4月6日まで、県道251号の沼田赤城線が1月5日から3月19日まででした。
一方、前橋から上がる県道4号は冬期閉鎖の対象に入っていません。前橋市の観光案内も、閉鎖期間中は冬用タイヤで県道4号を使うよう案内しています。山頂へ行けなくなるのではなく、通り抜けができなくなる止まり方です。
榛名湖は標高約1,084mのカルデラ湖です。伊香保温泉から県道33号を上がります。山頂までは曲線が続きますが、2車線は保たれています。
榛名側で気をつけたいのは雨です。高崎側から上がる県道33号や県道28号は、連続雨量120mmや100mmで通行止めになります。県の案内では、そうなると高崎市から榛名湖へは行けず、渋川市からは行ける状態になります。
高速で標高を稼ぎ、夏の平野は避けます
入り口は関越自動車道と上信越自動車道です。関越で沼田やみなかみへ、上信越で碓氷軽井沢から西上州へ入ります。東西の移動には北関東自動車道があります。
渋川と東吾妻を結ぶ上信自動車道は、原付と軽車両、歩行者が終日通行できません。原付で同じ方向へ向かうなら、並行する一般道を使うことになります。
県道桐生田沼線の桐生市梅田町の区間にも規制があります。土日と休日は終日、125ccを超えて400cc以下の二輪車が通行できません。排気量で線が引かれた規制です。
夏の平野部は暑さが厳しく、伊勢崎で40.5℃、桐生で40.2℃、館林で39.9℃といった記録があります。県は、日差しで温められた空気が山を上がって雷雲になるため雷が多い、と説明しています。
掲載スポットが集まっているのは草津、嬬恋、中之条、榛名、赤城です。いずれも標高の高い側で、平野が暑い時期ほど走りやすくなります。
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